2010年10月9日土曜日

第166回MS  テーマ 『DVD研修 さあ、朝礼』    ~活力溢れる職場作りの為に~ 

 本日のMSは、本会相談役の長谷川正明・法人レクチャラーによるDVD研修、「さあ、朝礼」を行いました。

 冒頭に梶原会長から、お仕事や家事の関係で横浜市の倫理法人会から藤沢に移籍してこられた、阪井祐貴子

さんのご紹介がありました。ただでさえも女性の会員が少ない中で、砂漠でオアシスを見つけたような潤いを

感じました。今後のご活躍を期待したいと思います。

 さて、DVD研修の内容ですが強い衝撃というか感動を覚えました。それぞれの職場で社長さんを先頭に社員

一丸となって、本当に生き生きとして、活力のある朝礼、終礼が見事に実践されていました。

 私たち個人の段階における早起きがある程度実についたら、これを家庭、会社に発展的に引き上げ、応用実

践していくことが、私たちの次の実践課題ではないでしょうか。そのことをしっかりと学ぶことが出来た、貴重なMSだったと思いました。ありがとうございました。

 編集委員会  村瀬旨博

 

 

 

2010年9月6日月曜日

第161回MS  テーマ 『参院選結果と今後の政治』 



 今回のMSは、衆議院議員の中塚一宏氏(民主党)をお招きして、「参院選結果と今後の政治」と題してお話を伺いました。

 最近、健康のことを考えてダイエットに挑戦し14kgの減量に成功して、大変身軽になり、気分もスッキリしたという報告がありました。食事の制限と運動に心がけたそうですが、それにしても14kgの減量は大変な
節制があったことと思います。リバウンドしないように祈るばかりです。

 さて、今回の参院選の民主党の敗因については、昨年8月の衆院選の時の公約が果たされていないことが一番の問題と指摘。

 税金の無駄使い根絶の為の政治主導による公務員改革が挫折してしまい、特に財務省官僚の抵抗にあい、改革が頓挫している現状なのに、菅首相の消費税アップの論議に国民の不信が高まったことが大きな問題になっているのはうなづける話です。

 現在、民主党の代表選挙の真っ只中ですが、「小沢一郎政経塾」は中塚氏の発案によって作られたそうです。現在、実質的に小沢氏が有利とみているそうですが、さあどのようになるか注目したいところです。

 さて、来週のMSは星野剛士氏(自民党12区支部長)をお迎えして、「自民党の再生に向けて」をテーマにお話をしていただきますので、多くの方のご参加をお待ちしています。

 広報委員会 村瀬旨博
 

2010年8月6日金曜日

第157回MS  テーマ 『日本酒 新時代の行き方』



 今回のMSは当会の江澤城司事務長((有)コスモバランス代表取締役)が、『日本酒 新時代の行き方』と題して、講話をしてくださいました。

 大学を卒業後、ある通信機器メーカーに就職。仕事でアメリカのロサンゼルスに出向していた時に「純米酒」との劇的な出会いがあり、日本に戻ってきてからは「吟醸酒」にシフト、本業の保険代理店の仕事の傍ら、利酒師の資格を取ることになる。現在は日本酒学講師の資格の取得に向けて、日夜奮闘中だそうです。

 「日本酒は世界に誇る食中酒」を自認する江澤さん、飲み方のルールにも触れ、①手酌で、自分のペースでゆっくり楽しむこと、②薀蓄は人に押しつけないこと、③器も楽しむこと・・・だそうです。

 とかく西洋化が進む中、日本の伝統文化の一つである「日本酒」を楽しみ、この輪を広げていこうとされている江澤さんの生き方に「乾杯」!!!  有難うございました。

 MS委員会 村瀬旨博
 
 

 

2010年7月29日木曜日

 『猛暑対策 あれこれ』



これで猛暑も乗り越えられる?できるだけ涼しくすごす方法

梅雨が明けて本格的な夏が到来し、気温もグンと上昇したこの頃。クーラーのスイッチを「ピッ」と入れれば、すぐに快適な涼しさが手に入りますが、環境問題、電気代、冷房病など、さまざまなデメリットがつきもの。そこで今日は、クーラーのスイッチを入れる前に試したい、“できるだけ涼しく過ごす方法”を紹介します。

 ■エアコンなしでも涼しくすごすには? まずは下記のエントリーを参考に、空調機器を使わなくても涼しくすごせる方法をピックアップ。

 (1) エアコンなしに涼しく過ごす方法

体温を下げる…手首、首筋、腿、かかと付近など、大きな血管が流れているところにタオルで巻いた氷を巻き付けて、血液から温度を奪う
消灯…必要とする以外の明かりは消し、使っていない電化製品もコンセントから抜いて待機電力をなくす
予防…昼間に直射日光が射す部屋は、雨戸や遮光カーテンで日光をシャットダウン
換気…窓側に扇風機をおき、外の空気を中にいれる。換気扇を使って台所付近の暑い空気を排出すると効果アップ。部屋の空気を入れ換えるときも、窓を広く開けるのではなく、15cmほどの狭い隙間から勢いよく空気を通す

この中でも早く、確実に涼しさを得られるのは、一つ目の「体温を下げる」のようです。

また、熱がこもった部屋を涼しくする方法も。

▽ 灼熱の部屋を涼しくする3つのテクニック

天井付近や物置や本棚など、熱気がこもりやすい場所を換気・冷却するのがポイントのようです。

 ■小物やライフスタイルで暑さを撃退! こちらでは、インテリアや普段の生活でちょっと心がけるだけで実践できる、暑さ対策が紹介されています。

薄着…通気性のよい麻素材の服ならなおよし
霧吹き…霧吹きで水を体に噴きかけ扇風機にあたると、気化熱で涼しく感じる。扇風機に霧吹きをかけ、霧混じりの風を体にあたればより涼しく。水の代りにアロマウォーターなどを使うと、清涼感アップ
お風呂で汗を流す…湯船にお湯を溜めておき、小まめに入って汗を流す。ミント系の精油を入れると清涼感が得られる
すだれ…窓際やベランダにすだれをつるして日光の直射を防げば、日中の部屋の温度の上昇を防げる
インテリア…窓際に観葉植物を置いたり、ブルー系のインテリアで揃えると、視覚的に清涼感を感じられる。暖色系と寒色系の体感温度は、約3度も違うと言われている
風鈴…風鈴の音色はm脳内にα波が発生してリラックス効果が生まれる。小川のせせらぎや小鳥のさえずりにも同効果あり
早起き…比較的涼しい午前中に用事を済ませる。(倫理実践と兼ねて、一石二鳥)

風鈴やすだれといった、日本らしいアイテムは、夏を涼しく過ごすための先人の知恵。簡単に手に入るモノなので、ぜひお試しあれ。

 ■みんなはどうしてる?口コミで集まった方法

 上記のエントリーに集まった、「クーラーなしで過ごす技!」にはさまざまな口コミ情報が。

屋根裏の断熱材の上にアルミのついた保温材?を敷きました一日がかりで費用は7000円位夏の暑さ対策のつもりでしたが冬も暖かく良好です
寝るときは竹で編んだシーツを敷く。ひんやりしてとっても気持ちがいいです
氷をバケツに入れて、適当な氷水を部屋のあちこちに置くだけでもかなり涼しい
蚊帳を使うことですね.こんなに涼しいとは思いませんでした
寝る前に氷枕で足の裏を冷やす
凍らせたペットボトルを扇風機の前において風を冷たくする
窓を2方向以上開けると風が通り抜けて、結構涼しい

みなさん、それぞれの方法で涼しくすごす方法を見出しているようですね。ここで紹介したものの他にも、参考になる意見がたくさんあります。

 ■打ち水をして気温を下げよう!

近年見直されてきている、日本の風習「打ち水」。撒かれた水が蒸発するときに周囲の熱を奪い、気温が下がる現象「気化熱」により、気分的にも科学的にも涼しさを手に入れることができます。一般的に水1gが蒸発するとき、約0.58kcalの熱が周囲の空気から奪われるといわれています。

やり方はとっても簡単。朝や夕方の涼しい時間帯に、日陰や風通しの良い場所へ広範囲に撒くと効果大。エアコンの室外機や壁面に打ち水してもよし。使う水は残り湯や雨水を貯めたものなど、二次利用しましょう。また、道路がカーブしている場所や、交差点、マンホールやアスファルトの白線の上などは滑りやすくなるため、たいへん危険です。安全のため、打ち水は控えましょう。

また、最近では世界中で一斉に打ち水をし、気温を2度下げる「打ち水大作戦」というものも実施されています。

これらを参考にされて、快適で健康な夏を過ごしましょう。   

 MS委員会  村瀬旨博

2010年7月24日土曜日

第156回MS  テーマ 『倫理と住まいの健康学』



 今回のMSは、石渡好行氏(清興建設㈱代表取締役社長、鎌倉市倫理法人会副会長)を講話者にお迎えして、
倫理と住まいの健康学」について、お話を伺いました。
 
 最初に石渡氏がこの倫理法人会に出会った経緯についての紹介がありました。

 石渡氏はちょうど10年前に横須賀市の会に、ある方の紹介で集会に参加され入会されたそうです。それまでの自分は、何か問題があるとそれを全て人のせいにして、自分で正直に積極的に責任を取ろうとせずにいたそうです。そんな自分の性格、人間性では人との真の信頼関係が築けずに悩んでいた最中だったので、「人は鏡、万象はわが師。・・・人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変わればい」、 「それだけではなく、私をとりまく大自然は、ただわが師というそれだけではなく、求めれば何事でも教えてくれないものはない、無上のわが師である」という諭しに大いに心をうたれ、自分もそのような人格を築こうとの思いからこの道を出発されたそうです。とても、素直で純粋な人柄ですね。

 現在でも、よい事はすぐ実践しておられますが、中でも一日1万回、「ありがとう。ありがとう。・・・」の言葉を唱え続けておられたり、毎朝太陽に向かって「感謝です。全て太陽のおかげです。太陽のように何時も多人に与え続ける人間になります。・・・・」と合掌しておられたり、最近は道すがらでのゴミ拾いも始められています。

 そんな日々の精誠が実ってか、職場の雰囲気もだいぶ明るくなり、仕事も徐々に増え始めており、新規のお客様の飛び込みが増加しているそうです。何か目に見えないものの力が働いて、助けてくれているようですと語ったおられました

 とても、真面目で本質的なお話でした。良いことは何事でも、素直に即実践される姿勢には大いに共感を覚えました。ありがとうございました。

 MS委員会  村瀬旨博

 

 

 

2010年7月23日金曜日

第155回MS  テーマ 『磨け!  実践力Ⅱ』



 今回のMSは「磨け! 実践力Ⅱ」と題して、(社)倫理研究所法人局首都圏副方面長の荒木良仁(アラキ・ヨクマサ)氏から講話を伺いました。

 その中で300年前に書かれた、井原西鶴の「日本永代蔵」という、日本最古の"ビジネス小説"の話にふれ、
商いの道で成功を収めた人たちに共通してい項目を5つ上げて大変解り易く説明されました。

 列挙すると 1、早起き 2、夜詰め 3、家職 4、始末 5、達者(健康)の5項目。

 特に強調されたのは、3の「家職」。「家」という字を「イヘ」と発音していた。この「ヘ」は「戸」と通じ、「へっつい」、これは竃(かまど)のこと。すなわち、「火」を使うことから、「食事」のことであり、結局その食事を囲む「家族の血の繋がり」を大切にするということだそうです。

 三世代同居で、何時も家族(両親や兄弟、祖父祖母)と一緒に食事をしている子供は素直に育つそうです。

韓国の社会でも、食事を共にする仲間のことを家族以外でも「食口」と言って、その繋がりを大切にする風習があります。

 私たちの家庭でも、仕事で忙しいかとは思いますが、家族団欒の食事の時間は大切にしていきましょう。

 荒木良仁氏、貴重なお話、ありがとうございました。

 MS委員会  村瀬旨博

第154回MS  テーマ 『万病を改善する食事学』



 今回のMSは石塚好文氏(ビジョンサクセス研究会会長、鎌倉市倫理法人会幹事)を講話者にお迎えして、
万病を改善する食事学」と題して、日々の健康生活に役立つお話を伺いました。

 最近の若者、特に女性に多い「低体温症」、朝10時の体温が36.3度以下の状態をいうそうです。免疫力が低下して、疲れやすくなり、癌にかかりやすい体質になるそうです。

 様々な生活習慣が原因となっていますが、その中でも一番の問題は日々の食事の質と量と食べ方
よく比較に出される例として、小野田さんと横井さんの孤島での生活。

 二人とも、終戦後になっても孤島暮らしをされましたが、小野田さんは現在80歳を超えておられますが、今なお元気で過ごしておられますが、横井さんは早く亡くなられたそうです。

 その違いを一言でいうと、小野田さんは食材を極力、生のままの状態で食べていたのに対し、横井さんは火を通して食べていたそうです。

 医聖の一人、ヒポクラテスが「火食は過食に通ず」と言われましたが、食材を美味しくして食べるにはどうしても火を使って、煮たり、焼いたりして食するわけですが、その調理の過程で食材に含まれている大切な酵素(消化、代謝)やビタミン類が熱によって破壊されてしまい、無くなってしまうという事。当然、必要量を満たす為に過食になって、健康を害することに繋がるそうです。

 最後に石塚さんも実践されている手軽な(健康法)を教えていただきました。出来るだけ多くの野菜、果物をミキサーにかけジュースにして毎朝、飲むこと。朝食は出来るだけ軽めか、もしくは野菜ジュースだけにする。昼以降は普通の食事でいいのですが、なるべく肉類、乳製品は避けて、腹八分を心がけることを強調されました。

 「病気は生活の赤信号」とあるように、私たちも食事には十分気をつけて、健康を維持管理してまいりましょう。石塚講師、ありがとうございました。

  MS委員会 村瀬旨博

2010年7月4日日曜日

第153回MS テーマ 『日本人の宗教観のルーツを辿る』



 今回のMSは「日本人の宗教観のルーツを辿る」と題して、山本通晴氏(㈱山本イントロダクション代表取締役)にお話を伺いました。
 
 とにかく、山本氏は広い知識をお持ちの方で、あっという間に40分が過ぎてしまったという感じでした。

 中でも興味深かったのは、日本人の【風】に対する感性。目には見えないが確かに実在する「あの世、霊界」を風になぞらえて説明されました。

 一昨年流行った歌で、秋川雅史の「千の風になって」。

私のお墓の前で泣かないでください。そこに私はいません、死んでなんかいません。千の風になって、あの大きな空を吹き渡っています

 日本人は、自然の中に神や仏、古の人の霊が宿っていて、それを生活の中で敬愛し、供養する精神性を持っているようですね。大切な日本人の感性というか文化伝統を大切にしてまいりましょう。

 MS委員会 村瀬旨博

2010年6月22日火曜日

伝説の熱海会議 

「伝説の熱海会議」
 
 松下幸之助が会長となり、第一線を退いた1964年(昭和39年)
家電製品の需要不振と競争激化によって松下電器の販売組織が危機的状態になった。

 松下本社はそのころ、全国の販売会社、代理店に対して、
およそ1,000億円にのぼる債権を抱えていた。
それが支払われないと、松下電器も危うくなる。
 
 幸之助は危機を鋭敏に察知し、迅速に動いた。
7月9日の夕方から、熱海のホテルで「全国販売会社・代理店社長懇談会」をひらいた。
のちに「熱海会議」と呼ばれる会議は、翌日の10日の朝からはじまった。

 幸之助は挨拶の冒頭で、今日の会は人前で言えないことを
洗いざらいうちあける秘密会にすると言った。

「だから損している人はどれくらい損しているか、すっかり言ってください。
松下への批判、苦情は全部言って下さい。そしておおむねひとつの方向、
結論が出るまで3日かかろうと4日かかろうとやりましょう!」

午前中、幸之助は語りつづけ、午後1時から懇談をはじめた。

「松下の商品は品質が悪い」
 
自社製品の構造、性能を知りつくしている幸之助は、はげしく問いかける。

「どの商品が悪いのですか」
  
 洗濯機の故障が多いというと、何という商品のどの部品が悪いのかと聞く。
相手は答えられず、営業部長から聞いた。

 幸之助は叱咤した。

「何ちゅうことですか。あんたの会社がつぶれるかも知れんというときに
 そんな呑気なことでええんだっか。あんたの家もつぶれかけとるんですよ。」

 会議では販売店側は、会社の指導が不親切で、そのしわよせが弱い立場の我々に
来ていると言い、会社は販売店の経営方針に欠陥があると言い返す。

 結論が出ないまま7月11日も続行し、その正午に最終取りまとめをすることになった。
その日も販売店の苦情が沸騰した。

 残り時間が30分になったとき、幸之助は
「販売店を力づけるほかに、不況を逃れる道はない」と覚った。

 彼は壇上で深く頭を下げた。 
「よくよく考えたら、松下電器が悪かった。この一語に尽きる。
今日松下電器があるのは、ほんとうに皆さんのおかげだす。
これからは安定した経営をやっていただけるよう、ここにお約束する。」

 幸之助は涙を流し、出席者のほとんどがハンカチを目にあてていた。
彼らは互いに励ましあった。

 幸之助はその後、営業本部長代行に就き、抜本的な販売制度改革を打ち出した。

 新制度開始後約1年半の1966年11月期決算で、
 松下電器産業は創業以来最高の数字を記録した。

 幸之助は「経営の神様」と呼ばれるようになった。

 引用:日経新聞「ニッポンの企業家」津本陽氏

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 言えない問題を言う会議。
そう簡単にできるものではないですよね。
タブーを破らねばならない瞬間、今までにない緊張感が走ります。

 しかし、ピンチをチャンスに変えるには、
短期間で劇的に会社を変えるには、避けて通れない道かもしれません。

 皆さんは「すごい会議」体験したことがありますか?

「すごい会議」著者:大橋禅太郎 も参考になると思います。

 MS委員会 村瀬旨博

2010年6月19日土曜日

第152回MS テーマ 『日本を変える超元気力・パート2』




 シトシトと降る小雨のなか、そんなウットシイ気分を吹き飛ばすかのような、とても元気の出るMSでした。今回の講話者は髙村龍蔵氏 ((有)ファニーフェイス代表取締役代表、鎌倉市倫理法人会専任幹事)、
テーマは、『日本を変える超元気力・パート2 共感力』、三回シリーズの第二回目となりました。

 いきなり、参加者同士の「笑顔のあいさつ」から始まり、緊張感が取れたところで、本題に入られ、
「共感力」の大切さを訴えられました。

 【共感】とは、「他人が経験したことや感じていることを、自分自身も感じたり、理解すること」。

 ではなぜ、共感することが必要なのでしょうか? それは簡単に言うと、「人は一人では生きられない、社会的動物だからです。ましてや会社や家庭でこの共感力が無視されてくると、活気や喜びが喪失して、それこそ死んだ組織になり、結果的に業績の低下、家庭不和の原因になっていくものと言えます。まさに「滅びの道」。

 会社で部下の人たちの話を【共感】を持って聞いていますか? 家庭では奥さんの話を正対して聞いていますか?・・・とのキビシイ質問に、一同沈黙。それでも参加者の5人の方が手を挙げられて、体験を明かしされましたが、正直、私は手を挙げられませんでした。それにしても髙村さんの話は真剣そのもの、「父親の厳愛」を感じました。

 共感力を高めていくには、まず自らが「相手の話をよーく聞いてあげること。」この場合の聞くは、「傾聴」の時の「聴く」だそうです。

 人間の顔には、口は一つだが、目も鼻の穴も、耳も二つある。これは二つ聞いてから一つ話しなさいということを天が示している。

 まず身近なところから、【共感力】を高める、自助努力を実践してまいりましょう。髙村龍蔵氏、元気な講話、有難うございました。次回、三回目も楽しみにしております。

 MS委員会 村瀬旨博

 

 

2010年6月12日土曜日

全国一斉、清掃奉仕日  藤沢駅南口清掃を実施






本日は年2回の「全国一斉清掃奉仕の日」。ネクタイ、スーツ姿のMSでのイデタチから、ふだん着のカジュアル姿で、6:00に一同集合。約一時間、良い汗を流しました。とってもよい天気でした。
 当会顧問の海老根市長も参加され、街の美化が犯罪防止に繋がってほしいと締めの挨拶をしていただきました。
 まあ、まあ・・・、呆れる位、ゴミは落ちているものですね。特にタバコの吸殻、空き缶、ペットボトルなど・・・。わずか一時間でしたが、結構な量のゴミの収集となりました。【戦利品】
 皆さん、本当にご苦労様でした。半年に一回といわず、三月に一回でもやろうという声もあがりました。

 MS委員会 村瀬旨博

2010年6月5日土曜日

第151回MS   テーマ: 『私を支えた芋洗い道場』




 今朝のMSは、倫理法人会・法人局参事の山本和彦氏を講話者にお迎えして行われました。
テーマは「私を支えた芋洗い道場」。

 山本氏は北海道のご出身、御年74才には見えない、若さとバイタリティーの溢れる方でした。

 小さいころから身体が弱く、引き篭もりがちな性格だったそうです。昭和57年に奥様の誘いで、朝起き会に参加され、「輝け子供の未来」の講話に大変感動され、自分が求めていたものはこの道だと確信に至ったそうです。

 たった1回きりの人生、どうせやるなら真剣にやろうと決意し、100日間の朝起きを実践。これが大きな自信に繋がったそうです。

 朝起きの重要性を強調され、それを「朝の威力」と表現され、以下の3点で説明されました。

1、健康になる
「健康な肉体に立ち返る第一歩、それはみな早起きから始まるのです」
(丸山敏雄)

2、朝を制するものは、人生そのものを制する
「新しい倫理の実践は、早起きから始まります。事を成そうとする者は、太陽をして己の寝床をうかがわしてはなりません。まず、一仕事片付けて、悠々と日の出を迎えるようにいたしましょう。倫理の実践は、まず早起きからです。」
(丸山敏雄)

3、直感力が養われる。
 言霊(コトダマ)は大切、日本の伝統。常に意識して何事にも感謝のことば、前向きなことばを発していると、その通り実現して幸福になれるもの。

 最後に山本氏の健康と若さの秘訣を証しされ、
1、毎日のウォーキング 2、食事に気をつけること。玄米食にヨモギを入れている。

 今回の山本氏の講話を通して、「朝起きの実践」をもう一度見直していこうと決意いたしました。有難うございました。

 MS委員会  村瀬旨博

2010年6月2日水曜日

第150回MS テーマ:『人がまちをつくり、まちが人を育てる』 



 今回お迎えした講師は藤沢市総務部参事、職員課長の松井洋二さん。テーマは「人がまちをつくり、まちが人を育てる」でした。

 松井さんは三重県伊勢市のご出身で父親は医者、昭和40年に藤沢市に移住してこられました。藤沢市は今年で市制70周年目を迎えていますが、人口は当時の11倍に膨れ上がり、新総合計画の下、行政と地域と市民が三位一体となって、全国でも注目を集める様々な施策を実施してきました。

 その一つが、慶応大学との協力により、高速走行する「電気自動車」の開発・デモやアメリカのマイアミビーチとは姉妹締結をしてから今年で50周年目。ヤクルト藤沢工場は所謂「ヤクルトレディー」の発祥の地で女性の社会進出に大いに貢献してきました。

 また現在、開発が進行中の辻堂駅北口の「湘南CX・シークロス」は将来、エリヤ的に見て、湘南の中心地になっていくそうです。2012年度にはパスポートセンターも設置される予定だとか。

 地元明治地区では高齢者による「ボランティア活動」が活発で、地区センターの敷地内には「耕餘塾」の記念館があって、昔、吉田茂元首相や味の素社長の鈴木一三郎氏がここで学んだそうです。これに関しては私自身、長年、辻堂に住んでいますが、初めて聴く話で、今度一使い足を運んでみようと思いました。

 メルシャン工場では工場見学ができるそうで、地産地消の先駆者になっているそうです。

 今回いろいろと藤沢市のことをユーモアを交えて、パワーポイントの貴重な映像をまじえて語ってくださいました。有難うございました。

 MS委員会 村瀬旨博

2010年5月24日月曜日

第149回MS テーマ:『引き寄せの法則』 



今回のMSはとても興味深い内容となりました。石塚好文氏(鎌倉市倫理法人会幹事、ビジョン・サクセス研究会会長)を講話者としてお迎えし、『引き寄せの法則』(間脳開発で90日以内に目標達成力アップ)と題して語っていただきました。

 最初に石塚氏は、今回の内容は「万人幸福の栞」15、17番の原理的解釈になると言明されました。
信ずれば成り、憂えれば崩れる』、『人生は神の演劇、その主役は己自身である』

 私たちが世の為、人の為に役立つ事をひたすら念願し続けていると、神様が必ずその念願を聞かれ、人間を通して働かれるので、物事は成就し、人生が楽しく意義あるものになっていくのである。

 聖書にも「求めよ、そうすれば与えられるであろう。探せ、そうすれば見出だすであろう。門をたたけ、そうすれば開けてもらえるであろう。」とあるように、人間の果たすべき責任と神様の責任とが合わさって初めて物事は成就していくのが、宇宙の法則であると喝破されました。

 年齢×1万回「ありがとう」の言葉を唱え続けることで、願望が叶う体験をした。「ありがとう」の言葉はお経と同じ効力を持ち、逆境の時こそ心から信じて毎日唱え続けていると、間脳からアルファー波が出て、ささらにベーターエンドルフィンという脳内活性ホルモンが分泌されて、感動、ワクワク感、感謝の気持ちが溢れてくる。

 ちょうど56万回唱え続けた時に、売りに出していた5200万円の自宅物件が、6980万円で売れた。不動屋さんも余りにもタイミング良く、買主が見つかったことにびっくりしておられました。

 しかし、このことをやり続けられる人は全体の1%しか存在せず、ほとんどの人は途中で諦めて挫折していく。なぜそのようになるのか? それはやり続けることで必ず成功するという確固たる信念と理解が不足しているからである。

 自分が念願していることが、ありありと鮮明になるまでそのイメージを持ち続けているとその通りに実現していくのである。間脳が潜在能力の95%を司っており、まさに間脳がこの重要な働きをしているのである。

 この間脳を活性化させるには、【ありがとう】などのプラス言葉を毎日ひたすら言い続けることである。お経や祈り・瞑想も大切なその手段となる。もちろん「万人幸福の栞」を毎日訓読することも大切な実践です。

 「アラジンの魔法のランプ」に出てくるランプが【間脳】、召使のジニーは【宇宙の力】、ランプを磨くことが【プラスの言葉を唱え続けること】にあたる。間脳の形がちょうどこのアラジンの魔法のランプと似ているそうです。


 とても、興味深いお話を有難うございました。

 MS委員会 村瀬旨博

 

2010年5月20日木曜日

第148回MS テーマ:『ワクワクが日本を変える』



 
今回のMSは鎌倉市倫理法人会副専任幹事、㈱フォーワット代表取締役の疋田正憲(ヒキタマサノリ)氏を講話者にお迎えして、『ワクワクが日本を変える』と題して、アクションを交えた楽しい講話のひと時となりました。
 
疋田氏は「情熱的な生き方をしたい・・・」との思いから、一年半前に倫理法人会に入会されましたが、"自分の心底から来る安定感"がワクワク感であると痛感しているそうです。

そしてこのワクワク感は自分が大事にしている価値観・信念を毎日意識して持ち続け、実践し続けることによって安定したものになってくるので、根気よくコツコツと実践を積み重ねることの大切さを強調されました。倫理の道も例外ではありませんね。
 
何でも良いのですが、ある事を毎日1時間ずつ欠かさず3年間実践し続けると、その道のプロになるそうです。「薪の火ではなく、炭の火になりましょう」と最後に締めくくってくださいました。疋田講師、有難うございました。
      MS委員会 村瀬旨博

28(ニッパチ)の法則  

 最近読んだ本「金持ち父さん 貧乏父さん」(ロバート・キヨサト著)の書評です。
参考にしてください。  MS委員会 村瀬旨博
 

「ニッパチの法則」という法則があります。
この世の中は、どんな世界でも20%と80%の比率に分かれるというものです。

例えばあるブティックがあるとしましょう。
売り上げ状況を調べると、その中の2割の商品で8割の売り上げを稼いでいます。
反対に8割もの品数の商品が僅か2割しか売り上げに貢献していないものなのです。

レストランでは、僅か2割のメニューを8割のお客さんがオーダーするといいます。
8割のメニューはわずか2割くらいしかオーダーが来ないのだそうです。
 
朝から深夜まで走っている都心に向かうJRや私鉄の電車でも、
混雑するのは2割の時間帯です。
その時間帯に乗客の8割を運ぶのです。
残った8割の時間帯はたった2割の人を運ぶため、おおむねガラガラです。

会社でも利益の8割を稼ぎ出しているのは、わずか2割の社員です。
その他大勢の8割の社員は、給料分をやっと稼ぎ出している人が大半で、
人によっては足を引っ張っている人も沢山います。

もちろんこの2割の社員は社内でもどんどん昇進を遂げ、給料も増えます。
まして年功序列が崩れ、成果主義に移行する今日、
2割の社員と8割の社員ではその格差に大きな開きがついてくるものなのです。

またそんな社員は社外からもスカウトの話がどんどんくるに違いありません。
そして独立してもきっとうまくやっていくものなのです。

ベストセラーになった「金持ち父さん、貧乏父さん」という本をご存じでしょう。
この本の中で著者のロバートキヨサキの言いたかったことをかいつまんで言うと、
金持ち父さんは「与えることの多い人」です。
そして金持ち父さんは「お金のないことこそ罪悪だ。」という考え方をします。
そして職を選ぶときは、「給料の額」で決めるのではなく、
何を学べるか」という物差しで決めるといいます。

一方、貧乏父さんの方は「人生はお金じゃない」という言い方をします。
そう言っている割には、結果的にはお金を追いかける人生を送るのです。
よりよい給料を求め資格をとり、よりよい収入を求めて転職をするのです。

もし、あなたが会社に勤めていていつも給料に不満を持ちながら働いているなら、
それはもう「貧乏父さん」の仲間になってしまっています。

気をつけましょう。

そんな人はどこへ行っても、常に文句をいい、
待遇に対していつも不満を持っているものです。
それだけならいいですが、どんな状況のもとであっても周りに対して不満を持ち、
社会や政府に対しても不満を持つようになります。
なぜならそれが「悪しき習慣」となっているからです。
 
倫理の実践によって「金持ち父さん」の習慣を身につけ、
ニッパチの法則の2割の仲間に入りましょう。

2010年5月11日火曜日

第147回MS テーマ:『伝えることの意義』 



 今回のMSは倫理研究所・首都圏副方面長の松本光司氏を講師にお迎えして、「伝えることの意義」について講話をいただきました。会社が飛躍するには、どのような心がけと実践が必要であるかを下記の5点から説明をしてくださいました。

 1、創業の思いをしっかりと社員に伝えること。
 2、新しい人が入ってくると全体の意識が引き締まる。
 3、伝えることが結果的に自分自身の学びになる。伝えることで90%残る。
 4、負荷をかけることで集中が生まれる。他人を責めることが無くなる。
 5、人に与えることによって初めて得ることができる。(発展還元の原理)

 「偽り」の字は「人」+「為」。「人の為」と言いながら、自分を優先して倫理を実践しているかぎり、
人には伝わらないもの。心から「世の為、人の為」という利他的動機で出発すること。これが中々難しいこと。思うにこの事を実践し続けることは大変な自己修養と忍耐が必要になると思います。

 とにかく、毎日コツコツと自分の身の回りの小さなことから、倫理の教えを実践していく以外にありませんね。頑張りましょう。松本講師、有難うございました。

  MS委員会 村瀬旨博 

2010年4月29日木曜日

吉川英治語録から 『行き詰まりは展開の第一歩である』

 最近、ある友人から送られてきた「吉川英治」語録の一節を紹介します。
先日の倫理経営講演会で中西浩本部長が力説しておられた内容と合い通じていますね。 

『行き詰まりは展開の一歩である』- 吉川英治 -

何かがうまくいかないとき、それは新しい変化が必要とされている時です。

そして、そうしたうまくいかないことが飛躍へとつながることもよくあります。

しかし、他人事や小説、映画であれば簡単に理解できても、
自分の人生となると、新しい変化へと進む前に苦悩し、
絶望してしまい前へ進めなくなることもあります。

しかし、混乱し、生活がぐちゃぐちゃになっていると感じている時、
それは新たな飛躍、大いなる変化へのために
一度しゃがみこんでいるだけにすぎないのです。

あなたが人生のどん底、底なしと感じているとき、
それは、実は底の向こう側には、まばゆい新しい世界が広がっているのです。

あきらめずに、ちょっともがけば、新しい世界への扉が開かれ、
人生は大きく変わっていくことでしょう。

そして、新しい人生を歩むために、チャレンジし、
成長しようとすればまた、混乱も生じるでしょう。

でも、その混乱は、あなたが新しいことにチャレンジし、
成長しているあかしであり、成功に近付いているあかしでもあります。

そして、成功者の誰もが、通った道なのです。

「混乱」したら「お祝い」しましょう!!

なぜならあなたは、自分の殻を破り、
新しいチャレンジをし、一歩、成功に近付いたのだから…。

MS委員会 村瀬旨博

2010年4月27日火曜日

第146回MS  テーマ:『ひたすら足下を掘れ』



 今回のMSは、昨晩行われた倫理経営講演会の講師にお迎えした中西浩普及本部長に、『ひたすら足下を掘れ』というテーマで篤く語っていただきました。

 中西氏は何度も何度も「自分の身の周りの小さなことから倫理を実践すること、そしてやり始めたら、錐で厚い板に穴が開くまで、毎日毎日、繰り返し繰り返し、執念を持って無条件でやり続けることが大切。その積み重ねが自分の無形な財産になるし、大きな自信に繋がっていく」と力説されました。

 ある地方の会員の方は、毎日 "ありがとう、ありがとう" を一万回言い続けているそうです。念仏を唱えるように歩きながら、トイレに入った時、車を運転しながら、電車の席で・・・・、とにかく言い続けたそうです。その事で、不如意なことがあった時も、積極的に前向きに感謝して捉えることができるようになったそうです」

 感謝の意味は「有難う」が半分、もう半分は「誉めること」。しかし、この相手を誉めることが中々できない。妻や子供、社員に対して。

 ある会員の社長さんは「妻の良いところを300個見つけよう運動」を実践中とのこと。見つけたらそれを巻紙に描いているそうですが、100ヶ所ぐらいまでは何とかいけるそうですが、150を超えるのが中々大変で、意識して関心を持ち続けないと、なかなか発見できないと述懐しておられました。

 とにかく、一つでも良いですから、自分の生活レベルの小事から、倫理の実践をし続けてまいりましょう。

そして、善くなった体験の証しをどんどんMSの会員スピーチ等で紹介してくださるようにお願いします。

 中西浩本部長、有難うございました。

  MS委員会  村瀬旨博

2010年4月23日金曜日

平成22年度倫理経営講演会 『日本創生の心・希望は心の太陽である』






4月23日(金)18:30~20:00、藤沢産業センターの8Fで平成22年度の「倫理経営講演会」が行われました。
倫理研究所の常任理事・普及本部長であられる中西浩氏を講師にお招きして、『日本創生の心・希望は心の太陽である』をテーマに、大変情熱溢れる講演会となりました。

 中西氏は講演の中で「2010年のキーワードは"勝ち残り"、サバイバルな時代状況下で市場規模が全体的に縮小傾向にある中でも、着実に増収増益を上げている優良企業がある。【菓匠三全】という仙台に本店を置く老舗の菓子屋さん。社名の『三全』は、会社の誓いである「お客さまへのサービス」、「喜働の職場づくり」、「堅実経営」の三つの完全をめざす精神に由来しているそうです。

 その誓いどおり、この会社は東北以外に出店をせず、ひたすら地元指向の販売戦略に徹しており、時代の嗜好の変化を的確に把握して、菓子の味とかデザインに毎年工夫を凝らしてているそうです。その成果が実ってか、年間40億円もの売り上げを上げているそうです。

 また会社のトップに立つものは自分の五感をフル動員して、現場の "匂い" "温もり" "風の吹き具合"…
を確実に把握することが非常に大切なことであり、そのことで今まで見えてこなかった事の本質がよく見えてくるようになる。こういう時こそリーダーが現場主義に徹することが会社繁栄を開くカギである。

 更に不況の時こそチャンスは足元にゴロゴロ転がっているものであり、必ずスキ間はあるもの。

 最後に【希望】の説明をされ、「希望とは志の向かうところ。初志はできるだけ大きく持つようにすること。一生かけても追いつけない高い志と目標がいい。そしてデッドラインを設けて、いついつまでにこの目標を実現するという期限を切ることが大切である」と力説されました。

 情熱を持って貴重なお話を伺うことができて、本当に有難うございました。

 MS委員会  村瀬旨博

2010年4月20日火曜日

第145回MS  テーマ:『えのすいの挑戦』



 早朝から霙交じりの天候の中、それでも多くの会員同士の方が駆けつけてくださった今回の藤沢MSは、新江ノ島水族館、江ノ島ピーエフアイ㈱副社長の堀一久氏をお迎えして、『えのすいの挑戦』と題してプレゼンテーションをしていただきました。映像を交えの大変楽しい内容でした。

 ナント、堀副社長の義理の父親に当たる堀久作氏は、江ノ島水族館の設立者であられ、元映画会社「日活」の社長。お母様の堀由紀子館長は地元藤沢では著名な方であられます。本当の徳のある顔立ちをしておられますね。

 最初に江ノ島水族館の歴史を語られましたが、1954年7月1日に1号館の「水族館」がスタート。1957年5月には2号館の海獣(イルカ)ショーが楽しめる「マリンランド」を新設、江ノ島がイルカショーの発祥の地となります。これにはビックリ、灯台下暗し!!! 1964年5月には3号館の「海の動物園」を増設し、ハナゴンドクジラのダイキチ君やアザラシのイナゾウ君のショーが大人気となりました。

 1000tの海水の大水槽には90種を超える海の生き物が回遊しています。深海コーナーでは深海生物、特にクラゲの研究が盛んに行われています。今生天皇陛下の「ヒドロクラゲ」の研究はあまりにも有名な話ですね。

 これからの課題はリピート客を大切にして来館の増員を図る為に、ショースタジアムの充実、体験プログラム、各種PRイベント、パーティー事業(結婚式)などの経営の多角化…‥、また、地元地域との連携の強化、外国人観光客の誘致のため、箱根との連動も視野に入れているそうです。

 堀副社長の斬新なアイデアと実行力で、江ノ島水族館が世界に羽ばたく水族館として益々発展されるように、心から応援してまいりましょう。今日は有難うございました。

MS委員会 村瀬旨博

2010年4月15日木曜日

なんと1268回目の伊勢原MSに参加してきました

 小雨が早朝から降るなか、伊勢原市内にあるフォーラム246の5Fにて、ナント、ナント!!! 第1268回目の伊勢原市倫理法人会のMSに参加してきました。伊勢原は創立されてから26年目を迎えていて、伊勢原が本家となって大和、山梨・・・へと拡大していったそうです。

 昨日は伊勢原でも「倫理経営講演会」が行われ、70名ほどの新規も含めた参加者があったそうです。

 今朝のMSは、先日の倫理講演会に引き続いて、(社)倫理研究所SVの大村秀明講師が、『事業経営は家庭から』と題して、講話をしてくださいました。

 過去の苦労の経験から痛感したことは、一番身近な存在、それは妻。その妻の話を聴けなくて、どうして社員の話に耳を傾けることができるのか。夫婦愛和、これが会社発展の根本であると、何度も力説されました。

 次回の伊勢原MSは、「二宮尊徳翁について」の講話がありますが、滅多に見られない資料や写真などが見れるそうです。ちょっと早起きして、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。

 MS委員会  村瀬旨博


 

2010年4月11日日曜日

第144回MS  テーマ:『日本を変える超元気力』












 今回のモーニングセミナーは『日本を変える超元気力』と題して、高村龍蔵様(鎌倉市倫理法人会専任幹事、(有)ファニー・フェイス代表取締役)を講師にお招きして講話を伺いました。

 高村社長は現在町田市で販促の仕事(講演会、セミナー)をしており、経営者のサポートをしておられます。それ以前は広告代理店で15年間勤務され、アサヒビールの「スーパードライ」の開発にも従事され、爆発的ヒットを作り出した経験の持ち主です。

 「今日のテーマは言霊力。"ありがとうございます"という言葉には、物凄いパワーが宿っているので、心をこめて相手に"ありがとうございます"と言い続けることで、相手方にも自分自身にも良い変化が起こってくるそうです」 早々、梶原会長に椅子に立ってもらい、全員で大きな声で「梶原会長、ありがとうございます・・・・」と何度も言い続けると、アラ不思議なことに梶原会長の身体が柔軟になり、前屈度が増してしまいました。これには一同ビックリ !!!  梶原会長はテレ笑!?
 その他にも毎朝ちょっとの時間をとって鏡を見ながら、「笑顔作り」の訓練を3週間続けることで、元気で前向きな気持ちになれるそうです。とにかく信じて、素直に実践してみることが大切だそうです。

 「このような心がけをもって実践することで、まず己自身が元気になることが先決で、その後その元気を周りの人に分けてあげることが幸福の原点である」と訴えられました。聖書にも「まず、主なるあなたの神を愛せよ。その次に自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい。これに律法の全てがかかっている。」とキリストも言っています。意味する本質は共通しているかもしれませんね。

 とても、活気のある楽しいMSとなり、時間があっという間に過ぎてしまいました。貴重なお話と実習、有難うございました。  
 ( MS委員会  村瀬旨博)





2010年4月3日土曜日

第143回MS  テーマ:『あきらめない』







 今回の藤沢MSは種子島観光大使、㈱大門音楽事務所・代表取締役社長の大門三郎さんを講師にお招きして、『あきらめない』というテーマでお話をしていただきました。写真のような出で立ちで来られたので、最初は正直、〈唖然〉という感じでしたが、外もちょうど桜が満開の時期なので、今までにない華やかな雰囲気の中でのMSとなりました。

 大門さん(本名は小倉三郎)は、鹿児島県の種子島のご出身。家は貧しいながらも、お祖母ちゃんに可愛がられて幼少期をすごされたそうです。種子島にある実業高校に入学する時も、新しい学生服を買ってもらえず、柔道部の先輩にお古を貰ってそれを三年間大切に着たそうです。その時、柔道部の後輩から貰った水前寺清子のレコード【一本どっこの歌】を何回も何回も聞いて励まされます。

 高校を卒業後、大阪の食い倒れの中華店に就職するも、お店の小火騒ぎの責任を取って一週間で辞めるはめに。惨めで自殺まで考えましたが、そんな時たまたま水前寺清子の【あすなろの歌】に出会い励まされます。この時から何か【歌・音楽】との不思議な関わりがあったのかもしれませんね。

 その後、横浜にいたお兄さんの経営する建設事務所で土木の仕事に従事するも、経営が傾き夜逃げ同然で平塚に移り、プラスチック工場で勤務。その後、ちり紙交換の仕事をすることになりますが、この時、現在の最愛の奥様と結婚・・・・・・・ その後タイル屋さんを経て、現在の音楽事務所を起こすになったそうです。

 お子様は娘さんが二人いらっしゃいますが、相変わらず生活は厳しく、娘さんの高校授業料が払えず、娘さんがアルバイトをして家計を支えて、立派に卒業したそうです。健気な娘さんたちですね。きっと暖かい絆で結ばれたご家庭なんでしょうね。

 現在、茅ヶ崎市の倫理法人会に所属されていて、全国から引き合いがあるそうです。

 最後に「物事は決してあきらめないこと、成功するまで尽力し続けることが大切・・・」とお話を締めくくって下りました。有難うございました。
(MS委員会 村瀬旨博)